ニキビに美顔水|使い方を間違えるとニキビ肌を作る原因になる。

ニキビに美顔水|使い方を間違えるとニキビ肌を作る原因になる。

もくじ

先生

こんにちはVIMENSです。
美容の先生をしています。

「ニキビケアに美顔水を使っているけど全然ニキビが治らない?」

ニキビ治療に使われる青い瓶の美顔水は、ニキビが治りにくい肌にしてしまう可能性があります。

その原因と、改善方法を解説します。

美顔水の殺菌成分が肌を弱らせる。

美顔水の効果

明治18年から、100年以上愛されるロングセラー商品として販売されている、青い瓶の「美顔水」は有名ですが、現在の美容の観点から見ると、ニキビ治療にはあまり良くない成分があります。

美顔水には殺菌成分として「サリチル酸」が配合されていて、ニキビの原因である「アクネ菌」を殺菌し、角質を柔らかくして代謝を促進させるという効果があります。

しかし、この殺菌成分が逆にニキビを悪化させる原因になっているのです。

それは、肌には美肌を守る様々な「常在菌」が存在していて、ニキビの原因と一緒に、その美肌菌も殺してしまうため、肌荒れの原因になるのです。

常在菌

肌には美肌を守るための常在菌が存在しています。

実はニキビの原因とされる「アクネ菌」も本来は美肌を作る常在菌で、その他に「表皮ブドウ球菌」という常在菌も存在します。

この2つの菌には、それぞれ以下のような役割があります。

アクネ菌

アクネ菌 オゾン殺菌

アクネ菌は「ニキビの原因」として、悪者のイメージがありますが、本来、肌を弱酸性に保って病原菌などから肌を守る働きがあります。

そして、アクネ菌は酸素のある場所では増えない性質があるため、肌の表面に存在している状態では必要以上に増殖する事は無く、悪影響はありません。

しかし、毛穴にアクネ菌が入り、皮脂や汚れなどで毛穴が塞がれて「空気の入らない密閉状態」になると、アクネ菌は異常に増殖して毛穴に炎症を起こしてしまいニキビになってしまいます。

つまり、アクネ菌は毛穴に詰まらなければ、肌の免疫力を守って美肌を作ってくれる大切な菌なのです。

雨は適度に降ると植物を育てる大切な水分になりますが、降りすぎると洪水になって破壊してしまうのと同じようなイメージです。

表皮ブドウ球菌

黄色ブドウ球菌 ニキビ アトピー

アクネ菌の他には「表皮ブドウ球菌」という常在菌が存在します。

表皮ブドウ球菌は「皮脂をエサ」にして、グリセリンという「保湿成分」を作り出す役割があります。

つまり、表皮ブドウ球菌は肌の油分を消費して、グリセリンで肌の潤いを保つ「肌の油分をコントロールする大切な役割」がある菌なのです。

この表皮ブドウ球菌を美顔水で殺菌してしまうと、油分が消費されずに脂性肌になり、アクネ菌を毛穴に閉じ込めるニキビの原因にもなるのです。

美顔水の殺菌成分

美顔水には「サリチル酸」という殺菌成分が入っています。

このサリチル酸はニキビの原因である、アクネ菌を殺菌してニキビを防ぎますが、同時に常在菌も殺菌してしまいます。

例えば、ニキビの原因は「毛穴に皮脂が詰まる」事にありますが、その皮脂をエサにしている表皮ブドウ球菌も殺菌してしまうため、皮脂が増えてニキビになりやすくなってしまいます。

ニキビ=殺菌と安易にスキンケアしがちですが、こういった悪循環になる恐れがありますので安易な美顔水による殺菌は注意が必要です。

ここまでこの記事を読んだ人は、ニキビケアに殺菌成分のあるものをベタベタ塗るのが恐ろしくなったのではないでしょうか?

ニキビケア商品には、必ずと言っていいほど殺菌成分が配合されていますが実はとても恐ろしい悪影響を招く原因だったりするのです。

正しいニキビケア

それでは、正しいニキビケアはどうすればいいのかという疑問が出てきますよね。

正しいニキビケアというのは「ニキビを治す」のではなくニキビが出来にくい肌を作る事になります。

色素沈着も同じですが「できる前に予防する」のが最善の対策方法となります。

そのためには、肌の免疫力を高める必要がありますので、肌にダメージを与えて肌を荒らさない事が大切になります。

肌のダメージと免疫力

「肌の免疫力を高めるために、肌にダメージを与えないようにする」と解説しましたが、具体的には以下のような事に注意しましょう。

0.02mmのバリア機能

肌の免疫力であるバリア機能は、皮膚の表面から「0.02mm」という、サランラップほどの薄い「角質層」という部分で守られています。

この0.02mmの角質層が、洗浄力の強い洗顔料や、過度なスキンケアで破壊されると、免疫力は低下し、雑菌や外部の刺激による肌荒れを起こしやすくなってしまいます。

例えば洗浄力の強いニキビ用や毛穴用の洗顔料、そしてスクラブ洗顔料、毛穴パック。。。

こうしたスキンケアは簡単に薄い角質層を破壊して、バリア機能を低下させてしまいますので、一時的にキレイになったように見えても、肌はバリア機能を失って無防備な状態になっています。

このような状態で、毛穴に雑菌が入り混んだりすると簡単に炎症を起こしたり、ニキビになったりしてしまいます。

つまり「ニキビ肌」というのは、このバリア機能が弱った無防備な状態という事です。

バリア機能の修復

ニキビケアなどによってダメージを受けた肌を回復させるためには、刺激の低い洗顔料や、殺菌成分の入っていない物を使う必要があります。

一般的なニキビケア商品は、ほとんどが美顔水のように殺菌成分が配合されているため常在菌を死滅させてしまいます。

なので、一般的なニキビケア商品ではなく殺菌剤の配合されていないニキビ用の洗顔料の「” ルナメア “」を使用してみて下さい。

先生
ニキビのスキンケアの詳しい解説は、こちらの記事で解説しています。
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できたニキビのケア

できたニキビに対しては、美顔水をピンポイントで使用して殺菌し、顔全体に殺菌成分のある化粧水を塗るような事はやめましょう。

美顔水による殺菌はできるだけ、最小限にして常在菌を殺さないようにして肌を守って下さい。

あまりに膿と炎症が酷い場合は、毛穴先端に極小の穴を開けて膿を出して殺菌した方が早く治る場合もあります。

ただ、爪で押し出したり肌を傷つけるような処置をしてしまうと、ニキビが治っても皮膚が凹んだまま戻らなくなったりしますので注意して下さい。

ニキビを潰したくなる気持ちは、めちゃくちゃ分かりますが美肌のために我慢して下さい。

まとめ

この記事ではニキビ用の化粧水の「美顔水」について解説しました。

美顔水は、歴史の古い化粧水のため、常在菌の重要性をあまり語られてなかった時代のまま同じように使用されている商品です。

現在では、アクネ菌はニキビの原因であるものの、医学的に「ニキビケアは殺菌すれば治る」という考えはありません。

現在もニキビケア商品に殺菌成分が配合されているのは「その方が売れる」からであって、必ずしも正しいケアでは無いことを知っておいて下さい。

できてしまったニキビは、美顔水をピンポイントに使って殺菌しても良いが「予防のために美顔水で殺菌するのはNG行為」です。

美顔水の使い方には「顔全体に使用」すると「ニキビ予防」になると書かれていたりしますが、顔全体に使用するのは避けましょう

肌の常在菌は殺さずに、大切に守って美肌環境を育てていきましょう(^^)

先生
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