青髭は、深剃りしても解決しない? 原因は血管が見える原理と同じ。
もくじ
こんにちはVIMENSです。
美容の先生をしています。
ヒゲを剃っても青ひげになって気になる?
青ヒゲの正体や対策方法について解説します。
青ヒゲの原因
ヒゲを剃っても青く見えるのは、血管が透けて青く見えるのと同じ原理です。
皮膚の中、つまり毛根に残った毛がスリガラスのような皮膚で、透けて見えているのが青ヒゲの正体です。
どんなにヒゲを深剃りをしようとも毛穴にヒゲが残っている限り、皮膚の透明度によって、青ヒゲになってしまうという事になります。
青ヒゲの対策
青ヒゲの対策としては「隠すか・消す・治す」の3択になります。
まずは、隠す方法から解説します。
青ヒゲを隠す
青ヒゲを隠す方法としては、メイクをしてカバーする方法が一般的です。
男性用のファンデーションなどもありますので、そちらを使って隠す事ができます。
メイクをした事の無い男性にとって、最初は抵抗あるかもしれませんが、毎日メイクしているとそれが当たり前になって習慣化します。
また、最近はメンズ専門のメイクブランドも出てきていますので、今は男性の化粧は特別な事では無いので心配いりません。
色白でヒゲが目立つメンズが、メイクでカバーするための方法は、こちらの記事で解説しています。
色白 ヒゲ 目立つ|青髭で悩む?脱毛とメンズメイクで解決する方法 もくじ読みたい場所をクリックしてねもくじ色白の青ヒゲや…
青ヒゲを消す
青ヒゲを根本的に消す方法は「毛を抜く」以外に方法はありませんが、毛を抜くのにも様々な方法がありますのでご紹介します。
引き抜く脱毛
ピンセットや脱毛器、ブラジリアンワックスといった道具を使って「毛を引き抜く」脱毛方法です。
引き抜く脱毛方法としては以下の方法があります。
シンプルに1本1本毛をつまんで抜く方法です。
この毛抜きは私が愛用している毛抜きです。
ヒゲの数だけ回数が必要なため根気のいる作業となりますが「短いヒゲ」でも脱毛できる唯一の方法です。

原始的にまとめて毛を引き抜く方法なので痛みの強い脱毛方法になります。
また、家庭で施術する事も可能ですが、ワックスの温度や引き抜く時の方向など脱毛方法にコツが必要ですのでセルフで失敗する人もいます。
正しい方法で使用できればピンセットより効率よく脱毛する事ができる脱毛方法です。
ただし、ワックスが絡む毛の長さが必要なため3mm~1cmの長さが必要ですので「ヒゲを伸ばす必要がある」のが難点です。
電動の脱毛器で引き抜く方法です。「ソイエ」などの電動脱毛器を使う事でピンセットより効率よく脱毛できますが、連続でブチブチと引き抜くためヒゲではかなりの痛みがあります(体験済み)
また、剃ってから数日の短いヒゲでは「機械がうまくヒゲを掴めない」のである程度伸ばす必要があります。
抜くためにヒゲを伸ばさないといけないので、「ヒゲを伸ばしたくない」「仕事で伸ばせない」人には不向きな方法です。
これらの引き抜く脱毛方法は、繰り返し抜き続ける事でツルツルをキープする方法です。
もちろん脱毛をやめればヒゲは生えてくるので、抜き続ける必要がありますし、肌への負担も大きくなります。
永久脱毛
こちらの脱毛は「引き抜く脱毛」では無く毛根にダメージ与えて毛が生えて来ないようにする方法です。
引き抜く脱毛と違い「ヒゲを剃ってから施術する」ので伸ばす必要がありません。
サロンやクリニックでの脱毛、家庭用脱毛器ではケノンやトリアといった製品がこちらの脱毛器になります。
青ヒゲを無くす方法としては1番有効な方法ですが1番お金がかかります。
詳しくはこちらの記事で書いています。
脱毛サロンと家庭用脱毛器の違いとしては、最終的な効果は変わりありませんが「施術スピードの違い」にあります。
業務用の脱毛器はピピピピと高出力かつ高速で照射できるため施術時間が非常に早く終わりますが、家庭用脱毛器の場合は5秒に1回といった速度なので施術に時間がかかります。
ただ、お店での脱毛は予約を取って店に足を運ぶ手間や時間、そして高額な費用が必要になりますので、費用と時間を天秤にかけて自分に合った方法を選択するのがベストです。
家庭用脱毛器だから永久脱毛できない。といった事はありません。
1度、永久脱毛してしまえば残りの人生でヒゲに関して悩む時間や、ヒゲの処理をする必要が無くなりますので精神的にもかなり負担が無くなります。
ケノン 家庭用永久脱毛器|男のヒゲ・スネ・ワキへの効果と使い方 もくじ読みたい場所をクリックしてねもくじスネ毛への効果ワ…
除毛クリーム・抑毛ローション(危険)
除毛クリーム
クリームをつけて拭き取るとツルツルになる「除毛クリーム」を使う方法があります。
除毛クリームを使っても基本的には剃るのと変わりありませんので、使い続けなければ意味がありません。
それ以前に除毛クリームというのは「毛の主成分であるタンパク質を溶かす」作用があるので、おなじタンパク質である皮膚にも悪影響を与えます。
除毛クリームを使ってヒリヒリするといった症状は「除毛クリームが表皮を溶かして神経まで達している」という状態なので、除毛クリームを使い続けるということは皮膚を溶かし続ける事になります。
皮膚を溶かす事によって皮膚のバリア機能が失われニキビなどの感染症になるリスクが高まります。
またネット販売などで除毛クリームや抑毛ローションなどが売られていますが購入には注意が必要な商品もあります。
「初めての購入は980円」とされていても、実は「3ヶ月の定期購入の初回が980円という意味」で残りの2ヶ月は合計12000円支払う必要があるという「分かりにくい商法」をしている商品もありますので注意が必要です。
個人的には除毛クリームを使い続ける努力が出来るのであればお金を貯めてでも永久脱毛する事が最善だと考えています。
抑毛ローション
抑毛ローションについてはハッキリ言って効果は期待できないでしょう。
そもそも「医薬品」ではない商品が角質層より深いところへ成分が浸透することはできないため成分が皮膚へ吸収される事もありません。
「抑毛に効果があった」という口コミなどがあったとしても恐らく「ステマ」か食生活などによる別の作用で毛の成長に変化があったものだと思われます。
抑毛ローションのイソフラボンなどの成分が「男性ホルモンを減らしてヒゲを減らす」といった効果を謳っているものが数多く存在しますが、皮膚に塗った化粧品の成分がホルモンに作用するなどといった事が本当にあるとすればそれは「医薬品」です。
「除毛クリーム」「抑毛ローション」については以上の理由からオススメはしません。
まとめ
青ヒゲの原因は「毛穴に残ったヒゲが透けて見えている状態」
対策方法は「毛穴からヒゲを取り去る」以外に方法はありません。
以上が青ヒゲの原因と対策方法ですが、隠したいのか、無くしたいのかは人それぞれの金銭的な問題や価値観で変わりますので、自分にあった対策方法を見つけて下さい。
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