耳たぶやタオルや毛布を指でこすると落ち着く癖は何?
もくじ
美容の先生をしています。「耳たぶや布をこする癖。子供の頃から治らない癖があるけど変なの?」そんな自分の気になる癖と同じような癖を持っている人がいるのか気になる人にオススメの記事です。
子供の頃のクセが治らないのは病気?
安心して下さい。みんな変な癖持ってます。
気持ちいい物を触る癖は何?
私は「このTシャツのこの部分が大好きです」ここをスリスリ触るのがやめられません。耳たぶを触るのと似ていますね。
どんな布を触ると落ち着くかはそれぞれの好みがありますし。「この生地のこの部分の手触りがいい」というこだわりのポイントがあると思います。
タオルだったり、枕だったり毛布だったり、服だったり。
子供の頃にそれを触りながら寝ていて今も触っていると落ち着くという感じで大人になっても癖が残っているのです。
同じように子供の頃から布を触ると落ち着く人の話を見てみましょう。
芸能人では櫻井翔さんが同じような癖がある事を公言しています。
これを知った時、めちゃくちゃ親近感がわいてしまいましたw
服をスリスリしてます。
左手でスリスリしてます。
翔くんの布を触る癖 pic.twitter.com/javbZWDJKa
— をª (@aaaaa_ons) August 11, 2018
私の場合は精神的に不安だったり落ち着きたい時に触ってしまうようで仕事中でもいつでも無意識にスリスリしてます。
誰でも何らかの癖は必ずあるのが普通なので害が無ければ特に気にする必要は無いようです。
布を触ってしまう行為の名前は?
スヌーピーのキャラクターから「ライナス症候群」や「タオル症候群」というように呼ばれたりしますが。実在する病名などではなく分かりやすく説明するために勝手につけられた呼称です。
私も小さい頃はこのライナスのように指を吸いながら布をスリスリしてたようでその癖が今も残っている感じです。(指は吸っていませんがw)
実はこういった癖というのは人間だけではなく猫などの動物にもあります。
例えば猫の場合だと柔らかい毛布などをフミフミする癖が大人になっても抜けずに残っている場合が多いです。
「ミルクトレッド(milk tread)」と言われ子猫の頃に母乳を飲む時母親の乳腺を刺激する本能的な行動で、大人になってもフミフミすると落ち着くのです。
他に同じような癖がある人もいるの?
「なくて七癖」という言葉があるようにどんな人にでも多少は癖があるのです。
そんな子供の頃の癖を大人になっても持ち続けている人を見て見ましょう。
噛みグセ
爪を噛むなどの噛みグセです。
大人になっても爪を噛むのは女の子の仕草でよく見る感じがします。不安になったりすると爪を噛む。そんな人もいるのではないでしょうか。
あの徳川家康も爪を噛むのが癖だった事が有名です。大人になっても治らなかったそうです。
一般的に爪を噛む心理は以下のようです
不安を和らげるため
完璧主義者
爪を噛む事で感情をコントロール
ある意味爪を噛むというのは自傷行為でもあるのでリスカと感情をコントロールしているという点でジャンル的には同じかもしれませんね。
これで感情がコントロールできて上手く生きれているなら問題無いですが爪がボロボロになるほど噛むのであれば少し対策を考えた方がいいですね。
こんな爪噛みを治す商品もあります。
鼻くそ
汚い話になりますが鼻くそをほじる。丸める、におぐ、食べるなどの行為は子供によく見られる癖ですが。
大人になってもやっている人も見ますね。
私が働いていた会社の上司も鼻くそタイプで会議中に人目はばからずホジホジしてたので羞恥心が無いというより癖なんだろうなと思って見ていました。
鼻くそを食べる心理として真面目に書くと。
塩分を欲している
人間にとって塩分は必要不可欠なもので子供の頃に鼻くそを食べて感じた塩分に本能的な満足感を得てしまい。大人になってもその快楽の欲求のため鼻くそを食べる癖が抜けないというのが1つです。
もし鼻くそを食べている人がいた本能的に塩分を欲しているんだなと思いましょう。
免疫力を高めるため
医学的に鼻くそを食べると免疫力が上がる事がわかっています。
ゴリラや猿なども免疫力を高めるために本能的に鼻くそをほじって食べているなどとも言われています。
なので鼻くそをほじって食べている人を見たら本能的に免疫力を高めているんだなと思いましょう。
あとは単純に理性や自制心に欠けている場合です。
私の鼻くその上司もそうでしたが感情のコントロールがあまり上手くない落ち着きの無い性格だったような感じです。爪を噛むのも鼻くそをほじるのも心理としては感情のコントロールのようですね。
子供の頃の癖は性格に影響する
臨床心理士の話では子供の頃の癖がその後の性格作りに影響すると言われています。
というのは子供の頃は大人のように上手く言葉で感情を伝える事が出来ないため心理状態が癖となって現れていると言えるからです。
例えば不安の状態が爪を噛む癖となって現れている場合、それを放置しておくと人見知りや消極的な性格になっていくと考えられています。
子供の頃の心理状態がどんな癖になって現れているのか参考例を見てみましょう。
●不安・寂しさ・孤独感
・唇を噛む
・爪を噛む
・指を吸う
・下唇を吸う
・髪の毛を抜く
●緊張・イライラ
・激しいまばたき
・肩をゆらす
・喉を鳴らす咳払い
・鼻をフンフン鳴らす
・貧乏ゆすり
その他、嘘をつくや、物を盗むなど様々な癖があります。
大人になると虚言癖や盗癖などと言われるこれらの症状も子供の頃から作られた癖が大人になっても抜けないというパターンが多いようです。
二重人格、多重人格なども子供の頃の悪い環境から精神状態をコントロールするために違う人格を作り出しているとも言われています。
このように大人になっても抜けない癖というのは子供の頃に強く刻まれているものなので簡単に治す事は難しいようです。
精神的に不安定な場合はSSRIのような心が落ち着く薬を飲みましょう。ただの癖では済まされない心の病かもしれません。
これらの癖がある事で精神状態を上手くコントロールして生きて行けるのであれば無理に治そうと思う必要は無いでしょう。
例えば不安によって出てしまう癖が他の方法で不安を解消する事が出来るようになった場合は癖を治す事が出来るかもしれませんが
それがお酒や薬物といった方法で解決されているのであれば問題ありなので子供の頃の癖が治らなくても問題なければ気にせずにそのまま生きていきましょう。
誰にでも癖はあるものです。その癖があるから個性なのです。
なので私は気にせず服をスリスリさせていただきますw
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